2013-01-18

ちいさないのち

万物が冬から春へと向かう準備期間『土用』。
まだ寒いけど、立ち止まってよく見れば、
いろいろないきものが確実に春へと向かっている。


2歳半前を思い出してみる。

あの暑かった夏の年のこと。

今まで毎日そこで寝て、そこで朝日を浴びていた
慣れ親しんだ部屋で
ちいさないのちが生まれ出た時のこと

遮光カーテンがかかった薄暗い部屋に麻の蚊帳の中で過ごした
ちょっと神聖がかったあの空間

その小さな命に逢いに来てくれた友人達は
あの蚊帳に入る時は、
聖地とか、神社とか、寺とかに入るようなそんな様子で、
帰る時はみな、愛に満ちあふれたような顔をして帰っていった。
あの蚊帳の中は神聖さと愛でいっぱいだった。

誕生したてのこどもというのは
この世で一番、神様に近い存在で
愛のみにあふれた存在なのだとおもった。

そして子どもはみな、例外なく
「神様からお預かりした子ども」なのだ。
ということも、その蚊帳の中で知った。

今2歳半になる娘との毎日はめまぐるしくて
そんな謙虚な気づきを時々忘れてしまう。
だけれども
娘は着実に、ちいさいなりに我が道を歩んでいる。

親が与えるのではなく、教え悟らせるのではなく
自分で選び、自分でそれを手にする。
彼女は自分で道なき道を草をかきわけて歩んでいる。
けれどそこは確実に「道」になっているのだ。
歩けば、そこは「道」になるのだ。
彼女は「自分の道」をつくっている。
未熟なわたしはそれをみてまた気づき、学ぶ。
ある方が「育児」は「育自」なのだと。
そのとおり。


私はまた彼女が誕生した時のことを思い出す。
ちいさなちいさな命が
自分の子宮に宿っていた時のことを思い出す。

そしてまたあの女性にとっては
スペシャルなギフトが
「神様からのお預かり」が到来しました。

いま、ちいさなちいさな命が宿っています。

この時代に、この国に、このタイミングを自ら選び、
生きようとしている、力強いいのちが宿っています。

この世に生まれ出るのはおそらく夏まっさかりの頃。

おかげさまで体調は抜群です。
つわりも無いと言って等しいし、すこぶる快調です。
すこしずつ、出産というひとつの節目の為に、
イロハナのおしごとの調整をしてゆきます。
御迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、
どうぞご協力ください。


イロハナ 

※写真は生まれて間もない姉になる娘の手